New! 2003年7月16日 長らく更新してなかったので、リンク切れや情報もれが酷くなりました。少しずつ見直していきます。
(引用している情報は、変更・中止されている可能性があります。)
**TIPS** ご覧になっているページのトップに戻るには「Ctrl」+「Home」を、最下行に飛ぶには「Ctrl」+「End」を同時に押して下さい。また、スクロールにはスペース・キーも利用できます。
***新着情報***
A.ニュース
a. 速報
i) 電子メール配信
i) 上記以外
b. 論文
i) 法律事務所
ii) 雑誌
iii) ニュースレター他
B.検索
a. 特許公報検索
b. 判例検索
i) CAFC
判決要旨
ii) 最高裁
c. 弁護士・事務所検索
d. 法律・規則・便覧等
e. サーチエンジン
f. リンク集
C.その他の情報
a. パテント・エージェント試験
b. 新聞
c. 各種団体
d. 役に立つかも知れないページ
新聞等でお目にかかる「IPO」といえば、"Initial Public Offering(新規株式公開)"の略だが、特許業界で言う「IPO」とは、"Intellectual Property Owners Association"、「米国知的財産権者協会」を指す(AIPPIの米国特許実務用語辞典等には"Intellectual Property Owners, Inc."と表記されているが、これは法的文書(登記上?)でのみ使用される法人名称。"Intellectual Property Owners Association"は、あくまで非営利の同業者団体)。その名の如く知的所有権権利者のための団体であり、メンバーは企業や特許事務所の他、大学や個人発明家等が多い。メンバー登録はホームページ上から可能。1999年1月現在の年会費は、個人115ドル、弁護士250ドル。
メンバーになるとほぼ毎日、IPO Daily Newsが電子メールで送られてくる。このニュースは、CAFC判決や法改正等の最新情報がコンパクトにまとめられており、極めて情報価値が高い。下記のウェブサイトで一週間分のニュースを無料で確認することもできる。
・「What's New At IPO?」 最新一週間分のニュースを掲載
This Week's Daily News
http://www.ipo.org/Template.cfm?Section=This_Weeks_Daily_News
2. インターネット特許ニュースサービス
この分野では有名な個人運営による無料のメール配信。
弁護士でない一個人が特許やそれを取り巻く状況等について自由に意見を述べている。かなり主観が入っているが、事件の背景や裏話・噂話等も語られており話としては面白い。
ほぼ毎日送信される上、分量が比較的多いので興味のあるトピックのみに目を通すのがお勧め。
申し込み方法は、電子メールに「NEWS」と題名を付け、氏名、電子メールアドレス、職業及びこのサービスをどのように利用するつもりか(これらは書かなくても良い。ただ、無償で情報を提供して頂く訳だから、感謝も込めてできるだけ書いてあげた方が親切かも)等を記載して、直接送信する。
・Internet Patent News Service Gregory Aharonian氏運営
3. Law.com
米法律実務家向けのサイト。各法規分野に分かれており、知財コーナーも充実している。記事の他、実務に役立つ資料も掲載されている。2003年より殆どのコンテンツが有料化された。
・IP Law Practice Center
http://www.law.com/jsp/pc/iplaw.jsp
・Recent Cases From The CAFC
http://www.patentcribsheet.com/Pages/casesnew.html
最新判例とコメントが分かり易く纏められている。
・申し込み
あっという間に知財ポータルの首位を確立してしまった驚異的なサイト。知財関係者ならトップページはこれ。最新知財ニュースへのリンクが充実。今泉俊克米特許弁護士による米国法のコーナーなどもあり。求人情報や知財関連本など、収入源もしっかり確保しているところなど、ビジネスモデルとして感心する。
・パテントサロン
竹山宏明弁理士が運営する個人のサイト。しかし、個人運営とは思えないほど情報量が多く、頻繁に更新されている。日本の特許制度が中心であるが、米国、欧州等の情報もカバーされており、最近の知財動向を知るには最適。
http://homepage1.nifty.com/stardust/
8. FindLaw Legal News
ここのサイトは判例検索が特に有名だが、ロイター発のニュースも掲載されており、知的所有権の項目もちゃんとある。
さらに、無料のメールサービスもあり、登録しておけば更新されたニュースのヘッドラインを送付してくれる。「Find Law Legal News」というサービスで、テキスト版とHTML版がある。こちらも項目別に分けられているので、"Intellectual Property"の欄を容易に確認できる。
・Intellectual Property Law News
http://legalnews.findlaw.com/legalnews/scitech/ip/
・FindLaw: Legal Subjects: Intellectual Property 知財関連のリンク集
http://www.findlaw.com/01topics/23intellectprop/
・FindLaw Legal Grounds メールニュースの登録
左欄に"Subscribe"という欄があるので、自分のメールアドレスを記入して、"Join!"を押す。
(HTML形式を希望する場合は、さらに"HTML Mail"のチェックをマークにする。チェックを入れない場合は、通常のテキスト形式のメール。)
9. ダウエントPatent News
公報の発注で有名なダウエント社(Darwent)のページに、特許ニュースのコーナーがある。
http://www.derwent.com/news/articles/
10. オリンピア・アカデミー
「自然科学、テクノロジー、知的財産のテーマパーク」と題された個人の方のページ。
このうち、特に「デイリーニュース」がお勧め。主にウェブ上で読める知財関連のニュースがまとめられており、更新頻度が極めて高いので最新事情を追いかけるのに有用。
またリンク集「知的財産の世界へようこそ」も充実している。他のホームページに掲載されていない新しい情報が数多く掲載されている。
・「デイリーニュース:1999年」知的財産(特許、著作権など)及び注目技術・発明・学術関連情報
http://member.nifty.ne.jp/Phaidon/dailynews.htm
・「知的財産の世界へようこそ 特許を中心として」
http://member.nifty.ne.jp/Phaidon/tokkyomokuji.htm
11. コンピュータ法学空間
日本の独禁法と知財法に関するニュースを中心に構成。アメリカのニュースについては要点を日本語で解説、コメントしている。ニュースの更新頻度が高い。レポート集もあり。
http://members.tripod.co.jp/cyberlaw/
・知的財産権・独禁法ニュース 2000-02
http://members.tripod.co.jp/cyberlaw/memo/2000-02.htm
・レポート集 日本の不正競争防止法、独占禁止法、著作権法などに関する論文
http://members.tripod.co.jp/cyberlaw/report.htm
松本直樹弁護士による個人のページ。米国特許に関する多くの優れた論文が掲載されており、コンテンツが充実している。最新情報も時折トップページに掲載される。
http://village.infoweb.ne.jp/~mat/
13. Kenのアメリカ法の散歩道
ロースクールで勉強されている方の個人ページ。日本での特許実務経験に裏打ちされた正確な情報は、有用。
・Kenのアメリカ法の散歩道 アメリカ一般法
http://home.earthlink.net/~kenosawa/
・IPサークル 特許他、知的所有権
14. 菊間氏の「特許の部屋」
こちらも個人の方によるページで、内容が充実している。「判決WATCHING 〜 米国知的財産権法関連 〜」では各月の重要判決がまとめて紹介されている他、多くの最新情報がアップされている。また米国で研修される方には米国ワシントンDC研修便利手帳等も活用できる。
・KIKUMA's Home Page トップページ
http://www.people.or.jp/~kikuma/main2.html
15. 矢部達夫氏のホームページ 新たに復活
最近では米国特許情報を掲載するホームページも多くなったが、矢部氏のホームページはその草分け的存在。定番故今更ご紹介するのも気が引けるが...
特許情報以外にも、氏が米国での勉強を決意された意気込みや貴重な経験からは学ぶべき点が多い。
近年はパテント・エージェント試験対策で有名なL/Wのセミナー受講感想などがアップされていたが、しばらく更新が途絶えていた。2000年1月14日より移転に伴い新たな内容を追加されている。
・Tatsuo YABE Home Page トップページ
http://www.bekkoame.ne.jp/~yabz/
旧クッシュマン・ダービー&クッシュマン特許事務所のホームページで、同所による「米国知的所有権レポート」を読める。過去の記事の一部は、龍華特許事務所のホームページにおいて日本語で読める。
・Pillsbury Madison & Sutro - Articles, Publications and Press
英語、一般法も含めた新しい記事
Intellectual Property Articles 知的所有権関係の英文記事
http://pillsburylaw.com/articles/intellectual_property_articles.html
17. エイキン・ガンプ法律事務所
ロビー活動の分野で有名なAkin Gump Strauss Hauer & Feld, L.L.P.のホームページ。特許関係の論文が充実。PDF形式で掲載されている。ちなみにこの事務所には、クリントンの友人でありモニカ・ルインスキー事件で尋問されたバーノン・ジョーダン弁護士や、ラリー・ゴフニー元米特許庁副長官等も所属している。トム・フォーリー駐日大使もここにいたらしい。
・IP and Technology (Akin Gump Strauss Hauer & Feld, L.L.P.)
http://www.akingump.com/library/publications/ip_and_tech/frm_ip_and_tech.html
18. ウェンデロス・リンド&ポナックLLP特許法律事務所
ここは主に特許出願を得意とする米国の特許事務所で、珍しく日本語のサイトを持っている。日本語を併記した宣言書等がワードのファイル形式で提供されている。
・Wenderoth, Lind and Ponack, L.L.P.
19. BNA's Patent, Trademark, Copyright Journal
特許をはじめ知財分野では最も利用されている判例集「USPQ」等の出版元、BNA社が発行する「Patent, Trademark, Copyright Journal (通称PTCJ)」は、日本版「特許ニュース」ともいうべき最もポピュラーな情報源。ただし特許ニュースと異なり週間で、内容も最新重要判決と法・規則改正が中心。講義の紹介やセミナーや出版情報等もあり。
年間購読料が1500ドルもするため、なかなか個人では手が出ないのが難点。日本での代理店はNGB。ホームページから閲覧できるオンライン版も用意されている。
少し古いPTCJが、サンプルとしてホームページ上にアップされている。
米国ではこのような「ルーズリーフサービス」と呼ばれる専門法域を扱った定期刊行物が存在する。PTCJは米国法を扱うが、他にも外国特許法を扱うWorld Intellectual Property Report Productや、メディア法のMedia Law Reporter、eコマース周辺法のElectronic Commerce & Law Report等がある。何れも少し前のサンプル版がホームページで公開されており、無料で閲覧できる。また、これらに掲載された記事の一部は、各号一本の割合で公開されており、無料で読める。こちらの無料記事は、最新号からの抜粋なのでサンプル版よりも新しい。
・Intellectual Property Professional Information Center
・BNA's Patent Trademark & Copyright Journal
無料サンプル
http://subscript.bna.com/SAMPLES/ptc.nsf/Highlights/Highlights?OpenDocument
・World Intellectual Property Report Product
http://www.bna.com/products/ip/wipr.htm
・Media Law Reporter
http://www.bna.com/products/ip/med.htm
・Electronic Commerce & Law Report
http://www.bna.com/products/ip/eplr.htm
20. インテレクチュアル・プロパティ・トゥディ
米国特許分野では多くの特許弁護士が購読しているポピュラーな雑誌。約一ヶ月遅れで最新号の記事が読めるようになる。同誌は毎月ユニークな統計を発表しており、毎年春頃に米国ローファーム別の特許取得件数ランキングが発表される。その他、CAFC判決のサマリーなども便利。
・Intellectual Property Today - Home Page
LEC東京リーガルマインド発行。司法試験ネタなどの一般法に加えて、海外の話題や知財関連の記事も掲載されている。
・法律文化
http://new.lec-jp.com/h-bunka/index_frame.html
膨大なリンクで構成された特許ポータル。
Martindale-Hubbell社のLawyers.Comから、Law Todayとして特許のサイトがある。
http://www.lawyers.com/lawyers-com/executable/today/lawstory.asp?57
法律出版大手のWest Groupによるサイト法律総合サイト「Lawoffice.com」。基本的に、弁護士や法律事務所を検索・紹介するためのポータル(入り口)サイトを目指したものだが、各法律分野の論文集があり、知財関係の論文もかなりの数が掲載されている。各分野の専門弁護士による最新の論文を収集するには絶好のサイトかも。
米特許庁からの公式アナウンスが掲載されている。
また、公報の検索機能が拡充されつつある。
現在、1976年以降に発行された特許公報を、番号やキーワードで検索できる。公報は、明細書全文がテキストで掲載されているので、大変便利。(なお後述するIBMのサイトでも、明細書本文がテキストデータで提供されるようになった。)
さらに、上記テキストデータに加えて、1976年以降の公報をイメージデータとして図面も含めた明細書を全文見ることができるようになった。つまり、これを印刷すれば米特許公報を無料で入手できることになる。解像度は300dpiで、実用上十分といえる。
なお、イメージの利用に当たっては、TIFFファイルが読めるプラグイン・ソフトが必要。特許庁のページから、無料で使用できるプラグインソフトのリンクが設定されている。ここに掲載されているソフトは英語であるが、試しに日本語版のネットスケープ・ナビゲータにインストールしたところ、問題なく使用できた。保存やイメージ回転、印刷などがボタン操作で行えて、便利。特筆すべきは、1ページに収まるように印刷できる点(残念ながら連続印刷は不可)。
(ただし、TIFFファイルの形式が変換形式モノクロ1ビット、圧縮形式CCITTグループ4であるため、環境によっては読み込めないことがある。この場合は一旦保存した後、画像ソフト等を使って広く普及しているフォーマットである変換方式グレースケール8ビット、圧縮方式LZWに変換すれば利用できる可能性がある。ただし、LZWには特許権があるため留意されたい(注1)。)
その他、商標の検索も可能。
ありがたいことに、ここで得られる情報はパブリック・ドメイン(public domain、※公共財産、すなわち著作権フリー)であり、どのような用途でも自由に使用して良いと説明されている(但し、リンクを張るときは特許庁の公式サイトへのリンクである旨を明示しておく必要あり)。また、アクセスの記録も採取していない(と公式に表明している)ので、サーチした事実を第三者に知られる危険性も少ない。
その他、官報の検索や各種提出様式のダウンロード、さらに米国特許審査便覧(MPEP)の最新版や特許法施行規則(37 C.F.R.)の最新版なども無料で入手できる。
・United States Patent and Trademark Office トップページ
・USPTO Web Patent Databases 特許公報データベースのトップページ
1976年1月1日以降発行の特許公報全文(図面付)
1976年1月1日以降発行の特許公報の書誌的事項(フロントページ情報)
http://www.uspto.gov/patft/index.html
・Patent Full-Text Database Contents 収録データの情報
http://www.uspto.gov/patft/helpdb.htm
・AlternaTIFF (TIFF image browser plug-in) 公報イメージであるTIFFファイルの表示用プラグイン・ソフト
http://www.mieweb.com/alternatiff/
・Trademark Database 商標の検索
1999年3月1日の時点の登録商標及び出願中の商標(イメージほぼ利用可)
http://www.uspto.gov/tmdb/index.html
・商標ステータス情報(TARR)の検索
http://www.uspto.gov/tarr/index.html
・Manual of Patent Examining Procedure (MPEP) 7th Edition 米国特許審査便覧第7版
http://www.uspto.gov/web/offices/pac/mpep/mpep.htm
・Patent Rules in Title 37 C.F.R. 1997年12月に改正された特許法施行規則の最新版
http://www.uspto.gov/web/offices/pac/dapp/oppd/appxr.htm
・PTO FORMS PDF形式の各種様式集
日本語訳を併記した「宣言書および委任状(Declaration and Power of Attorney for Patent Application)」もある。
(ただ、この日本語訳は正確でない部分がある。一応、米特許庁のお墨付き公式版なので尊重すべきであろうが。)
http://www.uspto.gov/web/forms/index.html
・Assistant Commissioner for Trademarks 商標に関する情報
TLT批准に伴い1998年12月に修正された商標法および施行規則や、商標審査便覧(Trademark Manual of Examining Procedure (TMEP) Version 2, rev. 1.1)などが掲載されている。
http://www1.uspto.gov/web/offices/tac/index.html
・Patent Attorneys and Agents Registered to Practice before the PTO
米特許庁に登録しているパテント・エージェント(アメリカ弁理士)の検索
http://www1.uspto.gov/web/offices/dcom/olia/oed/roster/
26. 日本特許庁
従来の特許・商標情報提供サービスが大幅に改善されて、「特許電子図書館」となった。非常に広範な情報を無料で検索可能。最近の公報は全文がテキストデータで、図面はイメージで入手できる。古い分は公報自体がイメージで収録されているが、こちらは解像度が低いため本文が読み辛い。
平成5年以降の特許公開分のみ、英文抄録Patent Abstract Japan(PAJ)が入手できるのも有り難い。一括ダウンロードは不可。平日の昼間は混雑していることが多い。(「混雑しています」というメッセージが現れたら、ネットスケープ・ナビゲータの場合、Shiftキーを押しながら「再読込」ボタンを押してみると繋がることがある。インターネット・エクスプローラの場合はCtrl+「更新」)
キーワード検索は、平成5年以降の公開公報につきテキスト検索が可能。それ以前の公報については、キーワードでなくIPCやFI・Fタームで検索できる。
以下のような情報が入手可能になっている。
1.特許・実用検索
http://www.jpo-miti.go.jp/indexj.htm
http://www.ipdl.jpo-miti.go.jp/homepg.ipdl
http://www.ipdl.jpo-miti.go.jp/Tokujitu/tjbunchikudb.ipdl
27. 無料の特許検索 アドレスが変わりました。
無料で利用可能な各公報検索サイトがまとめられており、見やすい。若干重いのが難点。
http://www.urawa.cabletv.ne.jp/users/pm3/patent/search.html
28. WIPO
PCT公報などを入手可能である。このサイトにアクセスするにはログインが必要。ユーザー名、パスワードとも「guest」と入力する。
・WIPO
29. 欧州特許庁(esp@cenet) (アドレス変更)
30. 日本、ロシア特許の英文要約
Technical University of Ilmenauによる特許サイト。拡張作業が進められており、現在は日本およびロシア特許の英文要約が無料で検索可能。
(a) 日本特許PAJ(Patent Abstracts of Japan)
1976年以降の一部の日本出願について、英語による要約を無料でダウンロード可能。但し、外国優先権主張を伴う出願は含まれていない模様。
データベースファイルは、フロントファイルとバックファイルの2つで構成されている。各ファイルに含まれるデータは、以下の通り。詳細は不明。
バックファイル 1976年〜1993年。1988年以前は、全ての国際分類が表記されていない。(セクションG, H, Aのみ?)また外国の優先権を主張している出願も含まれていない。1989年以降は優先権主張を伴う出願も網羅。
IPCセクションGを含む出願については、1988年以降の優先権主張出願も含まれている?
フロントファイル 1994年〜現在。毎月更新で、掲載まで約5ヶ月遅れ。現時点では1998年12月まで。
なお1993年以降の出願については、上記日本特許庁のホームページから利用できるので、安心。
・Patent Abstracts of Japan (PAJ)
http://atlas.patent-inf.tu-ilmenau.de/brs/paj_eng.html
・Patent Abstracts of Russia (PAR)
http://atlas.patent-inf.tu-ilmenau.de/brs/ru_eng.html
31. Mayall's Free Patent Downloads
特許文献の一括ダウンロード可能な無料検索サイト、と書かれているが、詳細は不明。ソフトはシェアウェアのようである。
・Mayall's Free Patent Downloads
http://www.mayallj.freeserve.co.uk/
最もよく利用される定番サイトの一つ。95年8月以降のCAFC判決が収録されている。
特に便利なのは、キーワードで検索できる「Federal Circuit Case Search」。例えば、「digital detector」がミーンズ・プラス・ファンクションでないと解釈された最近のケースは何だったか、という場合には、キーワードに"digital detector"と指定してやると発見できる。
ファイル形式は、HTML、テキスト形式の他、ワード6またはワードパーフェクト5.1(いずれも英語版)のファイル形式でもダウンロードできる(ワープロのデータファイルだと、図面(イメージデータ)が読めるメリットがあるが、ページ数がやたら多くなるのと、ウィルスの心配があるのであまりお勧めしない)。
1999年8月以降の判決には、HTMLもしくはPDF形式が採用されている。
・United States Court of Appeals for the Federal Circuit
http://www.ll.georgetown.edu:80/Fed-Ct/cafed.html
・Federal Circuit Case Search キーワード検索が可能
http://www.ll.georgetown.edu:80/Fed-Ct/Circuit/fed/search.html
33. エモリー大学による連邦裁判所判決集
上記と並ぶ定番サイトで、ほぼ同様のサービスを利用できる。CAFCのみならず、最高裁や各巡回区の控訴裁判所の判決も網羅されている。キーワードや原告・被告名からの検索も可能。特に事件名をアルファベット順に並べた一覧は便利(なぜか上記ジョージタウン大学のサイトではこれがうまく機能しない)。ファイルはhtml形式の他、ワードパーフェクト形式でも掲載。
最大のメリットは、HTML形式で閲覧しても、図面等のイメージデータが表示されるようになっていること(残念ながらすべての事件ではない。イメージの表示されない事件も結構多いので、そういうときは諦めて特許庁のデータベースからダウンロードする。特に古い事件では図面がないことが多い。また、脚注が別ファイルになっているケースも不便)。引用された法律の各条文にはリンクが設定されている。
http://www.law.emory.edu/FEDCTS/
・Alphabetical Listing 当事者のアルファベット順(原告・被告を逆転した検索も可能)
http://www.law.emory.edu/fedcircuit/alpha-idx.html
34. FindLaw
このサイトも、法律情報一般の収集目的では定番中の定番。CAFCに限らず、最高裁を始め数多くの裁判所での判例検索が可能。(CAFCの判例検索は、ジョージタウン大学のサイトが利用されている。)
・FindLaw: Case Law: Federal Circuit(1997年10月以降)
http://www.findlaw.com/casecode/courts/fed.html
4. CAFCの最新判決
その他、CAFCの最近の判決を読めるサイトを幾つか挙げる。
IPOデイリーニュースからリンクが設定されているので、判決速報の確認に便利。ただし、図面などのイメージデータは読めない。
http://www.ipo.org/fedcircuitdocs.htm
・Law Journal EXTRA!によるCAFC判決(1995年11月〜)(サービス停止)
http://www.ljextra.com/courthouse/feddec/cfc.html
最近の知財関係の判例が一文で紹介されている。掲載されているのは、著作権、特許、商標、トレード・ドレス関連の判決で、カテゴリ分けされている。掲載はおよそ1〜2ヶ月遅れ。各事件につき、判決原文へのリンクとダイジェストへのリンクが設けられている。
短いので読みやすいし、興味のありそうな事件を選んでダイジェストを読み、さらに原文にあたる、という使い方が可能。
http://www.ipmag.com/digest/digest.html
・フィネガン・ヘンダーソン事務所によるCAFC判決の要約(1997年5月〜)
右上の「FEDERAL CIRCUIT NEWSLETTER」をクリック。以前はすべての事件毎に要約が掲載されていたが、最近はトピック毎にまとめられた論文形式になっている模様。
なお、判決の原文も収録されており、こちらは1997年1月以降。これにはイメージデータも収録されている他、先例判決以外(Nonprecedential)も掲載されているので、一番のお勧めかもしれない。残念ながら検索機能がないため、何時の判決かが判らないと利用し難いのが難点。
http://www.finnegan.com/fedne.htm 一番最新のCAFC判決がリストされている。
・フィッシュ&リチャードソン事務所によるCAFC判決のダイジェスト
アルファベット順、年代順の検索が可能。残念ながら、1998年5月以降の判決が更新されていない。
最高裁に関する情報が満載。過去の判例の他、当月の口頭審理スケジュールや命令一覧等が確認できる。
・LII: Supreme Court Collection
右端の「This month's order lists」をクリックすると、当月最高裁が下した命令(上告受理、却下等)が確認できる。
http://supct.law.cornell.edu/supct/
・Selected Historic Patent Decisions
最高裁が扱った有名な特許事件を幾つかピックアップ。グレーバータンク事件(均等論)、グラハム事件(非自明性)、チャクラバーティ事件(微生物の特許性)、パーカー事件(数学的アルゴリズムの特許性)、ベンソン事件(同)、アロ事件(交換部品の侵害可否)等々。AIPPI刊「米国特許実務用語辞典」で事件名が見出しになっているほど有名な事件の数々。
http://supct.law.cornell.edu/supct/cases/patent.htm
・Recent Patent Decisions
最高裁が最近扱った特許事件を検索。
・liibulletin-patent
最高裁およびCAFCの下した近時の判決のうち重要なケースの要約
http://www.law.cornell.edu/patent/
・LII: Law about...Patents
米国特許法の俯瞰。憲法上の根拠や重要条文、判決集、文献など、豊富なリンクを備えている。
http://www.law.cornell.edu/topics/patent.html
37. FindLawによる要約付の最高裁判決
1893年以降の最高裁判決が掲載されている。この判決は要約付で、また判決中で引用されている最高裁判決等へもリンクが設定されているので、参照する際に非常に便利。
上述のCAFCのみならず、最高裁やその他の判決も多数収録されている。さらにメーリングリストのアーカイブ、政府刊行物からの検索も可能。
さらに、憲法のセクションには、米国憲法と米国特許法の関わりの解説がある。この辺りの解説は通常あまりされていないので貴重。馴染みのない最高裁判決が多く引用されている。
・FindLaw: Supreme Court Opinions
http://www.findlaw.com/casecode/supreme.html
・FindLaw: United States Case Law: Supre 1999年の最高裁判決
http://caselaw.findlaw.com/scripts/getcase.pl?court=US&navby=year&year=1999
・FindLaw Constitutional Law Center
http://supreme.findlaw.com/Documents/IP.html
Martindale-Hubbell社による有名な法律家名簿"Law Directory"をインターネット上から利用できるようにしたもの。米国代理人の連絡先を調べるのに便利。ほとんどの法律事務所の住所、電話・FAX番号や、公開されているホームページ、メールアドレス等が確認できる。
なお、本家の「The Martindale-Hubbell Law Directory」は27巻もあり、事務所所属弁護士の経歴(出身校から著作物まで)を調べることができる。
39. 特許弁護士の検索
米特許庁における手続代行の認可を受けている登録特許代理人、いわゆる弁理士の検索。
なお「Patent Agent」とは、特許庁が行う試験(Patent Bar)に合格した者をいい、「Patent Attorney」とはさらに一般の弁護士資格を有する者(各州が行う司法試験に合格した者)をいう。パテント・エージェントは特許出願の代理のみ可能で、例えば訴訟代理や商標登録出願などはできない。
・Patent Attorneys and Agents Registered to Practice before the PTO
http://www.uspto.gov/web/offices/dcom/olia/oed/roster/
40. 米国特許法
条文そのものだけでなく、注釈として法律の立案や改正の経緯、関連する施行規則などを調べることができる。
・United States Code TITLE 35 - PATENTS
http://www4.law.cornell.edu/uscode/35/
・連邦地方裁判所の管轄
United States Code TITLE 28 - JUDICIARY AND JUDICIAL PROCEDURE
http://www4.law.cornell.edu/uscode/28/ch5.html#PC5
41. 米国特許法施行規則
・Patent Rules in Title 37 C.F.R.
http://www.uspto.gov/web/offices/pac/dapp/oppd/appxr.htm
42. 便覧・ガイドライン等
・Manual of Patent Examining Procedure (MPEP), Version 7 米国特許審査便覧
http://www1.uspto.gov/web/offices/pac/mpep/mpep.htm
・Examination Guidelines for Computer-Related Inventions コンピュータ関連発明審査ガイドライン
http://www.kuesterlaw.com/swguide.htm
・Trademark Manual of Examining Procedure (TMEP) Second Edition, Revision 1.1 商標審査便覧
http://www.uspto.gov/web/offices/tac/tmep/
43. トーマス
インターネット版国会公文書館とでも言うべき、アメリカ合衆国連邦議会の総合書庫サイト(注2)。「トーマス・ジェファーソンの精神に則った連邦議会のサービス」と銘打たれており、米国政府関係の各種公文書に無料でアクセスできる。
各種法律(United States Code)、規則(Code of Federal Regulation)の他、法案(Bill)については現在審理中のものから過去に通過したものまで確認できる議事録(Congressional Record)や官報(Federal Register、毎日発行)等、広く掲載、もしくはリンクが設定されている。政府関係の資料はほとんどここから入手できるといっても過言ではない。(例えば、クリントン大統領の弾劾裁判やモニカ・ルインスキーの件で証言した模様など、簡単に検索できる。)
・THOMAS -- U.S. Congress on the Internet
1998年(第105会期)の連邦議会での、特許法改正法案審議
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/query/r?c105:patent::
44. アメリカ合衆国憲法
・The Constitution of the United States of America
Annotated Constitution、すなわち注釈付のアメリカ憲法
http://www.access.gpo.gov/congress/senate/constitution/toc.html
知的所有権情報に関するサ−チエンジンで、個人で運用されているとは思えない程充実している。
・特許通
http://www.ca.sakura.ne.jp/~patent/s/index.html
最近立ち上げられたカテゴリー別リンク集。目新しいサイトが紹介されている。
http://www.interq.or.jp/white/icom/houritu.htm
47. ipmag.com
以前は雑誌のサイトだったが、今はただのリンク集に置き換わっている。
・INTELLECTUAL PROPERTY
48. 各サーチエンジンのカテゴリ
http://www.nifty.ne.jp/category/business/patent.htm
受験のための公式案内が発表されている。
1999年から試験のスタイルがさらに変更されており、午前、午後の部とも多枝選択形式、双方で70点以上で合格、年2回で1999年は4月27日と11月3日。2000年は4月12日と11月1日。
現在は、1999年4月21日の受験用願書や1998年の試験問題(午前午後、およびその解答)、1999年前期の試験本題がPDF形式でダウンロード可能。
・OFFICE OF ENROLLMENT AND DISCIPLINE 通常OEDと呼ばれるパテント・エージェントの登録管轄部門
http://www.uspto.gov/web/offices/dcom/olia/oed/
・願書
http://www.uspto.gov/web/forms/sb0158.pdf
50. Patent Agent Examination
Longacre/White(ロングエーカー/ホワイト)社による米国パテント・エージェント試験に関する各種情報。
1998年〜1999年の試験問題をPDF形式で無料でダウンロードできる。試験の各問題についてのコメントや、MPEPのどの章から何問出題されたか等の統計等、試験対策に有用な情報が満載。
エージェント試験向けの受験機関としては、L/Wよりもアービング・ケートン教授によるPRGが有名。PRGは特許制度一般の習得を目指しているのに対し、ロングエーカー氏のアプローチは、エージェント試験対策に特化しているようである。
http://www.patentbarreview.com/
51. エージェント試験マニア(?)のページ
個人のページであるが、パテントエージェント試験に関する情報が詳しく掲載されている。公的な性格のものでなく主観も混じっているため、内容を鵜呑みにするのは問題があるかも知れないが、洞察に富み面白い。勉強に役立つ資料も多い。
ジョーク集もあるので、試験勉強の息抜きにも最適(^_^;)。なお、トップページにある一コマ漫画「THE PATENT BAR EXAM」は最高!実際に勉強した人なら受けるはず。。。
・BRUCE ROSS , PE., EE. The Patent Engineer
・FindLaw for Students : The Bar : Patent Bar Review Courses
http://stu.findlaw.com/thebar/patentbar.html
FindLawによるパテントエージェント試験関連のリンク集。
・Jim Longacre's Pass the Patent Bar
http://www.passthepatentbar.com/
閲覧には無料のユーザ登録が必要。
毎週月曜日のビジネス欄には、特許の記事が掲載されている。2週間以内であれば無料で閲覧可能。それ以降は有料になるので注意。
http://www.nytimes.com/yr/mo/day/business/ ビジネス欄、ここから「Patents: ...」という見出しを探す
http://www.nytimes.com/yr/mo/day/news/financial/patents.html 上記ビジネス欄で発見できないときは、こちらで試してみると良い。
News > Technology > Columns > Patents
特許等、知財関係の各種団体を列挙する。
53. CASRIP Home Page
ワシントン州立大学のCenter for Advanced Study & Research on Intellectual Propertyのページ。同大学で教鞭を執られる竹中俊子助教授の手によるため、内容はハイレベル。ニュースレターで論文を読むことができ、日本法との比較等、アメリカ人にはない観点からの論考が興味深い。
http://www.law.washington.edu/~casrip/
54. その他
・AIPLA Washington Newsletter 米国特許関連のニュース。ただし、掲載までには時間がかかるので、最新情報を得るには不向き。小論文集として読むのがベスト。
http://www.aipla.org/newsltr_toc.htm
・Amicus Curiae Brief Index AIPLAがこれまで提出したアミカス・ブリーフ(「裁判所の友」の意で、法廷助言者、つまり裁判所外部からの有識者によるコメント。当事者以外の者による援護射撃的文書の意味合い。)が読める。
http://www.aipla.org/amicusindex.htm
・ABA Intellectual Property Law
http://www.abanet.org/intelprop/home.html
・International Trademark Association
・U.S. House of Representatives Internet Law Library 下院 Internet Law Library
無料で利用できるホームページのリンク集。上述した「無料の特許検索」以外にも、「無料の特許ニュース」がまとめられている。特にニュースは、更新日が表示されるので確認に便利。
また、「無料の特許掲示板」のリンク集も登場。「業界情報」「法律情報」「弁理士試験」のカテゴリー別に活発な議論が展開されている掲示板を紹介。
http://www.urawa.cabletv.ne.jp/users/pm3/patent/search.html
http://www.urawa.cabletv.ne.jp/users/pm3/patent/news.html
http://www.urawa.cabletv.ne.jp/users/pm3/patent/board.html
a. 書籍
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/browse/-/501034/250-9500743-2831407
無効になっているリンクや御質問、情報等が御座いましたら、是非メールをお願いします。
・作成 豊栖 康司
Copyright (C) Yasushi Toyosu, 1998-2006. All rights reserved.
注意事項 お読み下さい。
・著作権について
本ページの内容は、著作権法により保護されています。したがいまして、著作権法上の例外に該当する場合を除き、内容の複製、再配布等の行為は有償・無償を問わず禁止します。
・商標について
掲載した名称・商品名は、特に明記しておりませんが各社又は団体・個人の商標または登録商標です。
・免責について
記載には十分注意を払っておりますが、あくまで私個人の学習ノートの公開という性格上、正確性は保証できません。万一内容に起因する損害や不利益等が生じても責任は負えませんので、予めご了承下さい。